レヴンティダの伝承〜グヴィネア公国復興編〜旅の軌跡〜

ようこそ、北の十六王国へ！ここでは、レヴンティダの伝承キャンペーンにおける参加ＰＣの旅の軌跡を簡単に紹介したいと思います。この記録によって、忘れていた情報や、旅の目的などをプレイヤーに再確認してもらう事はもとより、参加していない人にもどんな冒険が繰り広げられているかを感じてもらおうと思っています。

それでは大いなる冒険の世界へ！

エピソード1：森のクレリック救出
神聖暦721年3月1日
モーリスの町近郊の森にて、アルハナ という四大精霊教に仕える若い女性クレリックが、ゴブリンにさらわれるという事件が起こった。その事を聞きつけた勇気ある冒険者、レンジャーのジェイクとローグのバスターがアルハナ救出に志願した。
そして見事にアルハナを無事救出したのである（ちなみにバスターは個人的事情でこの冒険の後故郷に帰ってしまった）。

エピソード2：森の巨人退治
神聖暦721年3月9日
エピソード1にて、ゴブリンから救い出したアルハナが、今度は森の古代遺跡に巣くう”オーガ”退治に乗り出した。彼女はジェイクと傭兵ファイターのブリッツに協力を要請した。アルハナの要請を承諾する2人。
その後一行は、森の古代遺跡に乗り込むが大苦戦。しかし3人とも傷を追いつつからくもオーガに勝利したのであった。

エピソード3：マイク・カービン救出
神聖暦721年3月15日
前回の冒険ですっかり親しくなった3人は、いつの間にか冒険の仲間となっていた。そんな3人が冒険者の宿である”祝杯亭”で宴会をしていると、モーリスの町の鍵職人、マイク・カービンの娘ローラ（10歳）が突然現れ、一行に依頼をする。彼女の父親が”アイアン・フット”というこの町の悪の盗賊ギルドに拉致されているので、助けて欲しいというものである。3人は快諾し、マイクの救出に乗り出す。
聞き込みからアジトを突き止めた一行は、誘拐犯のアジトに踏み込み、見事マイクを救出したのである。この頃から、ジェイクを筆頭に一行は『モーリスの小さな英雄』と町の人々に呼ばれるようになっていく。

エピソード4：アイアン・フットとの戦い
神聖暦721年3月17日
ブリッツが一時仕事で仲間から抜ける事になったが、新たなる仲間が一行に加わる事になる。ウイザードのシーマと、パラディンのメメットである。そしてこの2人を加えた4人にまたも依頼が舞い込む。ハッシュという町外れのホーツ部落の若者が、一行に助けを求めてきたのである。彼の住むホーツ部落は、悪の冒険者に占拠されてしまい、悪の冒険者は部落の人々を奴隷のように扱っているとの事である。その為、彼らから部落を開放して欲しいというのが彼の依頼である。４人はこの依頼を快諾する。
その後、”モーリスの小さな英雄”一行は部落に潜入。部落を偵察した所、悪の冒険者はアイアン・フットの手の物でる事が判明。しかもアイアン･フットの他にも、”黒の軍”と呼ばれる謎のオーク一団の存在が見え隠れしている事も判った。
その後、一行は部落の人々の協力を得、悪の冒険者を不意打ち。見事に打ち破り、部落を悪の一団から開放する事に成功したのである。ちなみに、この冒険の終了後、”モーリスの小さな英雄”の噂を聞き、世界最強の戦士を目指す男シェイファスが一行に加わるのであった。

エピソード5：運命の出会い
神聖暦721年の3月18日
モーリスの祝杯亭で、いつものように一行が食事をしていると、突如戦いの喧騒が宿の外から聞こえてきた。外に出ると、そこには”黒の軍”のオークに襲われている3人の冒険者らしき一行が！モーリスの小さな英雄達がその冒険者に加勢し、黒の軍を退ける。
襲われていた3人の正体は、なんと”真実のパラディン”シードと、今は亡きグヴィネア公爵の忘れ形見マリー姫、そして彼女に仕える癒しの神のクレリックであるアルフォードであった。彼らは現王国ドラゴニアの狂王ドルバに追われているのである。
そして彼らが現れたと同時期に、自由都市モーリスにはドルバ王の尖兵たる”黒の軍”が現れ、町の占領を開始する。

エピソード6：ノルンへの旅立ち
神聖暦721年の3月19〜20日
”真実のパラディンシード”に出会ったモーリスの小さな英雄達。シードは長い間軟禁状態であったマリー姫をバウ・ギャザー要塞から救い出し、このモーリスにたどり着いたのである。
彼は、自分がおとりになり追っ手を引き付けるので、一行にマリー姫をノルンまで無事届けるように願い出る。モーリスの小さな英雄達はその役目を受ける事にした。その代わりにアルハナと傭兵ブリッツはシードと共に、おとり役として同行する事になった。
シード、アルハナ、ブリッツと別れ、ジェイク、シーマ、メメット、シェイファス、アルフォード、マリー姫の6人は、黒の軍の追っ手をかわしつつ、街道外れの森に逃げ込む。そしてここから北上し、ロック・ノーン経由でノルンに向かう事にしたのである。
しかし森の小径入ってわずか一日の所で、一行は恐ろしいドラゴン軍がモーリスの方向へ飛来するのを目撃。なんとかやり過ごす物の、今後の旅に大きな影を落としたのである。

エピソード7：ユニコーン救出
神聖暦721年の3月21〜22日
森の小径をひたすら北へ旅する一行。その旅路の2日目に、一行はオークとオーガに襲われているユニコーン（*1）に出会う。一行はユニコーンに加勢し、オークとオーガの一団を倒す。
ユニコーンはその礼という意味なのか、どこからともなく6頭のペガサスを召還する。そしてペガサスは空を飛行して、一行をはるか北、ノルンの近郊にまで送り届けるのである。

エピソード8：タル村
神聖暦721年の3月23〜24日
ペガサスに降ろしてもらった場所から、一番近い位置にあるタル村に向かった一行であったが、タル村は何者かに襲撃され、壊滅寸前の状況であった。
一行は村の代表ファラガ、この村最後のルフィーアに仕えるハーフリング・クレリック、アリシス・プラチナバレルから、この村が一ヶ月ほど前に”忘却の谷”に居座る一団に襲撃を受けた事を聞き出す。
その一団は”善の神々の神殿”の場所を追い求めてこの”忘却の谷”にやって来たようで、タル村に住む住人に神殿の位置を無理やり聞きだそうとしたのである。しかし神殿の位置は村人にも解らず、襲撃した一団は忘却の谷でこの一ヶ月探索を続けているとの事。
そこで、一行はその一団を谷から追い出すのに協力をする事にしたのである。

エピソード9：善の神々の神殿
神聖暦721年の3月25〜28日
タル村を襲撃した一団を追い払うべく忘却の谷に向かう一行。谷は深い霧に包まれ、非常に視界が悪い状況であった。そのような状況の中、悪の一団との戦闘が始まる。敵にはクレリックがおり、一行は苦戦する物の、なんとか悪の一団を撃退する。しかしリーダーらしき男”ベルボック卿”は取り逃してしまう。
その後一行は村に戻るが、アリシスが一行の元にやって来る。彼女はルフィーアのお告げがあったとし、一行を忘却の谷に隠されている善の神々の神殿に案内する。神殿には神々の像が数多く存在していたが、そのうちのひとつであるシルバードラゴンの彫像の首には、ルフィーアのルーンの刻まれたプラチナの円盤がかかっていた。
アルフォードは直感的にこの円盤が”シンボル・オブ・ルフィーア”であり、ルフィーアのパワーを受け継ぐ偉大なホーリーシンボルである事に気づく。彼はこのホーリーシンボルを彫像から取り、手にするのである。

エピソード10：レジスタンスの町ノルン到着
神聖暦721年の3月29〜4月6日
タル村を見事開放した一行は、その足でノルンへと向かう。そしてついにノルンに到着するのである。ノルンは”北方同盟”と称されるレジスタンス達のホームタウンであり、このレジスタンス集団の中心人物は、ラ・ドゥース神の司教であるラウル司教、イリア・クレイセン元男爵などである。そしてラウル司教は、”真実のパラディンシード”の使者である”小さな英雄達”を暖かく迎える。
その後、一行はこの町で城のパーティに招かれ、つかの間の休息を得る。

エピソード11：バーギの襲撃
神聖暦721年の4月7〜10日
ノルンにて滞在中の一行に、ノルンの北にて、補給部隊がバーギ（ドルバに加担するイービルな巨人）の手の者達に襲撃を受けているとの情報が届けられる。一行は既に救出に出向く事を決めていたが、当初マリー姫は、その立場上、一緒に同行する事を許されなかった。しかし、彼女のハーク司教への必死の説得と、小さな英雄達の協力があって、一緒に救出に向かう事の承諾を得たのである。
一行はまずノルンの北のボル村で情報集収、その後襲撃地へ急ぎ向かった。激戦の後に、オークとオーガの混成部隊を打ち破り、補給部隊を見事救出したのである。しかもこの部隊には、ノルンでも有数の権力者であるマックス・ハットの息子、二代目ハット商会現当主のライン・ハットが同行していた為、一行は非常に強力なコネを得る事となった。

以下、エピソード12以降も後日追加します。

（*1）：
このユニコーンは、癒しの神ルフィーアの使いである。小さな英雄達へのささやかな手助けとしてユニコーンを使わしたのだ。彼女（ルフィーア）はこのモーリスの小さな英雄達に今非常に注目している。彼らこそ、これからこの地域を襲おうとしている大いなる災厄の対抗者となりうるのではないかと考えているからである。